クラブシフォン(くらぶしふぉん)とは2017年度世界下水臭いエリアナンバーワンにも選ばれた、西池袋一番街エリアにお店を構える特殊個室浴場である。アジア最大のゲロの街の称号は惜しくも歌舞伎町に明け渡してしまったが、西池袋一番街の持つポテンシャルは相当なもので、あの世界的デザイナーの「Raf Simons」は池袋の街を、20世紀最大の美学と称して話題となったのは記憶に新しい。またミュージシャンの「レディガガ」もその奇抜なファッションはどこからインスピレーションを？との記者からの問いに、『イケブクロハワタシノココロノマチ』と答えてる。

◆概要
シフォンという可愛い言葉からは想像できないほどの劣悪な環境下にお店があり、夏場は来店客よりもネズミやゴキブリの方が多い日もあるほどである。特に2件隣りの立ち飲み屋「帆立屋」と、裏にあるもつ煮込みの「豊田屋」に挟まれた環境は世界屈指のゴキブリ発生地とされており、両店から押し寄せる多大なるネズミとゴキブリがプレイ中に覗きに来るという心温まる環境が特徴でもある。ちなみに「帆立屋」の牛筋煮込みは食通をうならすほどの美味である。

◆回転
ゴキブリほどではないが、客足も非常に良くすこぶる回転はいい。『帆立屋』をはじめとする、安酒を出してる周りの居酒屋はゴキブリだけでなく、沢山のお客様も送ってくれる、まさに地域の良きビジネスパートナーである。力のない風俗案内所よりもずっと優秀である。周りのラーメン屋、寿司屋、立ち飲み屋、パチンコ屋が多大なるバックアップをしてくれるおかげで来客数はひっきりなしである。多くの精子を吐き出す受け皿として、シフォンとバイオレンスは西池袋一番街エリアにて非常に重要な位置づけとされる。

◆客層
パチカス、酔っ払い、リーマンと基本は抑えつつも学生さん、歯のない爺さん、歯はあるけどワキガの爺さん、歯もないしワキガな爺さんと様々な人種がしわしわの一万円札を握りしめやってくる。パチカスは裏のぼったくり店、甲子園かグリンピースからが多く、にんにく臭いのは大体がラーメン天一からの来店である。年収は250万以上の人間は池袋には入れないので、客も当然金払いの悪い人が多いのが特徴であるが、そんな庶民の為にシフォンでは30分コースや45分コースといった、ちょんの間並みのショートコースを用意している。まさに粋な計らいである。

※来客の難易度
ヤクザ
★
学生
★
パチカス
★★★
希望のないリーマン
★★
昼にくる爺さん
★★★
歯の無い昼に来る爺さん
★★★
ワキガのデブ
★★★
天一帰りのこってり客
★★★★
帆立屋の酔っ払い客
★★★
午後にくる、体臭とちん臭のきつい爺さん
★★★★★

◆バック
30分6000円
45分8000円
60分11000円
75分13000円
90分15000円
雑費500円
本指名2000円

◆お店の雰囲気
え？ここでソープやる？と一瞬思うような広さのビルで作り上げた4部屋の為、1部屋の広さが非常に狭く、なにもしなくても自動的に密着感を味わえると好評である。水回りを無理矢理この狭い空間にねじ込んだような状態なので、はみ出したシャワー水で私物がびしょびしょになってしまい、夏は濡れた服を着て帰れるのでクールビズに一役買っている。よって近年の池袋は渋谷や新宿に比べて2度ほど気温が低いとされている。また排水溝の臭いがほのかに漂うので、これで客の口臭や体臭をかき消してくれるのもうれしい装備の一つ。

◆wilkiペディ子のシフォンに対する評価
この記事を書いた作者のペディ子は、シフォンをブルーチーズのような癖があるのでとっつきにくさもあるが、その壁さえ乗り切ってってしまえばやがて誰もが病みつきになるお店だと評している。通常では中々お目にかかれない珍しい小動物の往来もあり、都会にありながらも自然を感じれる環境であるとしている。