エデン巣鴨(えでんすがも)は東京都豊島区巣鴨２-７-７にある個室特殊浴場である。巣鴨は、ご存じの通りじいさんばあちゃんの原宿と言われる、まさに年寄りの聖地である。なので差し入れは他地域とは違い、水ようかん、おはぎ、だんご、からし菜、たくわんなど巣鴨特有の名物が多いのが特徴である。よって待機中はお茶がとにかくすすむ。腹が膨れる。尿意が近くなる。などの現象が頻繁にあり、これらを総じて巣鴨病と言う。ちなみにエデンとはwikiペディアによると(人類の始祖アダムとイブが暮らしていた楽園)と記載されているが、エデン巣鴨の(エデン)は(楽園)という意味ではなく、じいさんが多い地域にある事から(天国)という意味の(エデン)だと言われてる。

◆概要
K-グループ(旧:京都グループ)であり、なぜか一店舗だけがグループからかけ離れた場所にあるお店。まさにいろんな意味でエデンである。ちなみに同じグループ内に同じく(川崎のエデン)というお店があるが、巣鴨の方が明らかに天国に近い地域にある事から、巣鴨店を(ガチエデン)川崎店を(にわかエデン)と呼ぶツウな客も一部にはいる。

◆回転
このエデン(天国)を求める客はかなり多いとされている。ストレス社会に倒れ、結婚に倒れ、恋人に倒れ、お金に倒れ、普通に寿命で倒れた人々が魂となってこの天国へとやってくる。そしてこの魂達を癒し、再び下界に返すのがエデン女性の役割である。この行為を輪廻転生と仏教の世界では言われているが、風俗業界ではヌクと呼ばれる。意味はどちらも同じである。例)今日は60分の輪廻転生してもらうかな？
ストレスが多い現代社会で、男たちが倒れる機会はかなり多い。エデンは土地柄、女性の質からリピーターする魂が多く、比較的安定して稼ぐことが可能となる。

◆魂たち
エデンに良く来る魂たちの特徴
※1差し入れじいさん。
彼らは主に昼にやってきて、貢物として差し入れを持ってくる。(喜福堂)(塩大福みずの)(雷神堂)あたりからの貢物が多い。また同じ話を繰り返す事が特徴。孫の話などは60分で4回も聞かされる場合もある。純粋な子、垢ぬけてない子にすぐに大金をつぎ込み召される。

※2グループぐるぐる客。
グループの他のお店を含めぐるぐる回る客。割かし暴君で暴れん坊が多い。かなり俺は金落としてるんだと偉らぶるくせに45分コースだったりするし、大体はどこの店でも嫌われてる。

※3池袋大塚あたりからくるリーマン。
比較的おとなしく、受け身が多いのが特徴。上司、部下、部長、ボーナス、同期、派閥、左遷、昇給、減給という言葉をぶつぶつ言いながら、魂となってここへくる。しかし若いので比較的すぐに蘇生され再び下界へと戻っていく。

◆報酬金額
45分10000円
雑費500円
60分13000円
雑費700円
70分18000円
雑費1000円
90分20000円
雑費1500円
白装束(コスプレ)1000

◆お店の雰囲気
まずこのエデン(天国)を仕切ってるエンマが非常に厳格で厳しいと言われている。ルールや決まり事には絶対。上手く魂を輪廻転生出来ない場合、エンマの指導が入る場合もある。また出勤にも厳しく、出勤率が悪いと平気でこっちが下界に飛ばされなどもあるので、とても注意が必要な人物である。女性だけでなく、同類部下の赤鬼青鬼に対しても怒鳴ってるのもよく見られる。
お店の内装にはところどころに痛みが出ており、またそれがいい味を出し、巣鴨の街並みに相応しく溶け込んでいる。夏場などは、見たことのない希少なクモや、変な形をしたアリなどを発見する事が出来る。昆虫/爬虫類マニアは勿論、一般人であってもまるでガラパゴス諸島に旅行に来たような気持ちになれるので、旅費も浮いてお金も稼げてまさに一石二鳥である。

◆wikiペディ子
ペディ子の一生を書いた書籍(ペディ子の泡人生)によると、エデンに彼女が入店した時の全財産は18000円しかなく、人生でもっとも金がなかったと記載されている。どこでも煙たがれる鬼出勤を快く受け止めてくれたのがここ、エデン(天国)だったので、人生の恩人だと同書籍(298ページ)で語っている。ここで鬼出勤をした事により、既に翌週には巣鴨駅前のすしざんまいでマグロづくしを食べて帰れるようになったと涙ながらに語っている。